「特集」みんなでVR?VRアミューズメントの軌道を変えちゃう、Monster VR!!


一見カラオケボックスの様に見えるこちらは、韓国でVRゲームを友達とみんなでわいわい楽しめると話題になっているVRキューブです。

SUBETE360では、こちらのキューブを開発したGPM社の方と直接お会いしてお話しを聞くことができました。その内容をこちらの記事でご紹介させて頂きます。

 

  1. まず、VRキューブを開発したGPM社はどんな会社ですか?

Game Play Mate(以下、GPM)はパク・ソンジュン代表取締役が設立した韓国のゲーム会社です。ゲーム開発者が集まるゲーム開発者コミュニティ「デヴ・コリア(Dev Korea)」を16年間運営しています。このコミュニティーでは48,000人を超える現役ゲーム開発者が活動しています。2010年にはユニティー・コリアを設立し、韓国にUnityゲームエンジンを普及し、Facebookのゲームルームを通じてFPSゲーム「Zblitz」をサービスしています。そして現在はVRゲームサービスプラットフォーム「MonsterVR」の開発に力を入れています。

 

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株式会社GPM本社(ソウル市)

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株式会社GPM 代表取締役パク・ソンジュン氏

 

  1. VR業界に興味を持ち、ビジネスを始めたきっかけは何ですか?

2015年にオキュラス(Oculus)やHTC バイブ(Vive)向けのルームスケールVRゲームの開発に手掛けていましたが、VRゲームが大衆化するには難しい点があることが分かりました。そこで開発者やゲームを楽しむ大衆に必要なものはなんだろうと悩み始めたのがきっかけでVRビジネスを本格的に始めました。

VRを本気で楽しむためにはヘッドマウントディスプレイ(HMD)が必要ですが、本格的なVRを楽しむ為にHMDを個人が趣味で買うには高額で、一定のスペースを必要とするため、VRで気軽に遊ぶことは中々難しいのが現状です。

VR体験ゾーンの施設は少しずつ増えてはいますが、まだ一般の人はVRに不慣れで、なによりもVRゲームは一人でしか楽しめない、この環境が大衆化を妨げていると思います。誰でも簡単に、そして気軽にVRゲームを楽しめる環境が整っていてこそVR大衆化ができると思うので、VR大衆化を実現させるビジネスを考えています。

  1. モンスターVR、VRキューブの紹介をお願いします。

モンスターVRはゲームサービスのプラットフォームです。VRゲームの開発者に安定的な収益をもたらすオフラインサービスのプラットフォームで、ユーザーがVRを全く知らなくても簡単で気軽にゲームを楽しめる環境を提供します。プラットフォームがちゃんと機能するためには、コンテンツを制作する開発者とそれを楽しむユーザーの事を一緒に考慮して、彼らに必要な要素を適切に提供する必要があります。

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↑モンスターVRのシステム構造図

 

また、VR産業を拡大する為には、コンテンツを制作する会社が大衆にもっと沢山のアピールをする必要があり、さらにはコンテンツが発展できるようにフィードバック情報の提供が必要となります。そして何よりも、収益が安定的に生まれるようにするのが一番大切です。そういった点から、モンスターVRはハードウェアとソフトウェアを一緒に開発したプラットフォームサービスの為、フィードバックの提供はもちろん、とても安定的な供給が可能と言えます。

 

  1. モンスターVRが従来のVR体験ゾーンと違うところは何でしょうか?

従来の体験ゾーンは案内係が必ずいて、ゲームガイドや説明が必要です。しかも基本一人でしか遊ぶことができず、体験できるゲームタイトルもとても限られています。

しかし、モンスターVRを体験するユーザーは、モンスターVR・ランチャーメニューを使用して、初体験でも簡単にコンテンツを選べて、すぐにプレイする事ができます。さらに、150インチの大型スクリーンを通じて、友達と一緒にVRコンテンツに没入し、楽しむこともできます。モンスターVRのプラットフォームは外部のコンテンツ開発者との共有が簡単で、リアルタイムでアップデートも行われます。そのため、ユーザーは常に最新版のコンテンツを楽しめます。

従来の体験ゾーンでは限られた短い時間にVRコンテンツを「体験」するだけですが、本来アミューズメント施設はそこにとどまらず、その時間を楽しく「遊べるスペース」でなければなりません。モンスターVRでは友達と一緒に、気軽に、簡単に、VRを楽しめるところが従来のVR体験ゾーンとの大きな違いです。

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↑従来のVR体験ゾーン

 

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↑VRキューブの様子

 

  1. モンスターVRはどうしてみんなで楽しめるのですか?

モンスターVRのキューブでは参加した全員が同じ空間にいながら、ゲーム画面を一緒に共有することができます。キューブは特殊な仕込みをしていて、どんな動きをしても、友達が動き回ってもゲームスクリーンに影ができることも無く、全く支障がないのも特徴的です。また、VRはプレイしている人を見るのも楽しい要素のひとつなので、特に忘年会や合コンなどで人が沢山集まるほど盛り上がるでしょう。さらに、キューブの中で皆が同時にコントローラーを持ってプレイをすることはできませんが、キューブ同士でマルチプレイは可能です。ですので、友達と各々のキューブを使えばマルチ対戦もできます。

 

  1. モンスターVRで遊べるコンテンツはどんなゲームがありますか?

韓国では最近モンスターVRのローンチに含まれるゲームとして17タイトルがわずか一か月で決まりました。

本当に沢山のVRゲーム会社からオファーを頂いていて、今後サービスを予定しているゲームはホラー、シューティング、スポーツ、カジノ、アクション、レーシングなど、様々なジャンルのゲームが用意されています。

 

  1. 開発者側との収益シェア方法やキューブの運営方針についてご説明してください。

モンスターVRには大きく二つのビジネスモデルがあります。VRキューブを設置するモデルと、Monster Kitを既存のスペースに設置するモデルです。この二つのビジネスモデルをもって、韓国ではホテルやネットカフェ、カラオケ、ゲームセンターなど、様々なところに設置される予定です。

サービスを希望する各店舗でゲームを選んで、その利用料を毎月支払う構造になっていて、この利用料を開発者と分けることになります。モンスターVRは韓国の最も優秀な流通会社と契約を結んでいて、2017年には全国的にモンスターVRが拡散され、毎年500億ウォン以上の売り上げを予想しています。

 

  1. モンスターVRの現在のグローバル進出状況と、日本進出を決めたきっかけについても一言お願いします。

モンスターVRは様々な国のVR会社とパートナシップを結んでいます。中でも特に中国はVR市場がとても速いスピードで発展しており、Facebookや中国のTencent社を含め、全世界に3,000を超えるVR体験ゾーンを展開、運営している玖的(9D VR)社ともパートナシップを結んでいて、コンテンツの共有を予定しています。

HMDを使用するVRゲームは今までにない経験を可能にしてくれる全く新しい遊び方です。VRを楽しむためにはまだ様々な条件が必要ですが、モンスターVRを準備する中で、誰でもモンスターVRを気軽に楽しく遊ぶ姿を見て、これは新しいインドア・アミューズメントになると確信しました。そして、韓国と日本はカラオケやゲームセンターなどといった、遊び文化が似ているところから、日本のアミューズメント業界にもモンスターVRが拡散される可能性が高いと考えています。

 

  1. モンスターVRの日本進出に関するビジョンをお願いします。

今までたくさんのVR体験ゾーンを私も体験してみましたが、どれも常に案内員のガイドによってゲームを体験プレイする必要があって、体験できるタイトルの数も限られていました。

しかし、こういった体験を重ねるうちに、その複雑なプロセスにもかかわらずVRは大人気で、これからもまだまだ発展する可能性を確認することができました。

モンスターVRは「VR」が持っている障害要素を解決したVRゲームサービスプラットフォームなので、日本でサービスをすれば多くの人に遊んでもらえると期待しています。

さらに、日本のゲーム業界は本当に盛んで、世界に誇るほどに優れた技術力があると思うので、日本のコンテンツとモンスターVRの組合わせで日本のVR業界を活性化することができると期待しています。


 

現在モンスターVRは日本進出のため新たなビジネスチャンス探しており、開発社のために専用SDKを提供しています。

モンスターVRの日本展開に関するお問い合わせなどは日本公式パートナーである株式会社SUBETEまでお願いいたします。

 

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