iPhone 7 に搭載の「謎のチップ」VR機能に活用の可能性


最近発売されたばかりのiPhone 7ですが、今までのiPhoneにはなかった新たなチップが搭載されたことはあまり知られていません。そのチップとは、ラティスセミコンダクター社製のFPGA(field-programmable gate array)と呼ばれるもので、製造後やデバイスに搭載された後からでもプログラムを書き換えることが可能な集積回路です。

最近では、多くのデータセンターが機械学習などの処理にFPGAを用いているのですが、アップルがiPhoneにFPGAを用いたのは初めてのことです。
「これはとても珍しく興味深いことだ。製造コストが増えるため、FPGAを内蔵した携帯電話は少ない。アップルには何らかの意図があるはずだ」とTirias Researchのアナリスト、ケビン・クリーウェルは述べています。

例えば、健康モニタリング機能用の機械学習アルゴリズムや、VRやAR機能の画像処理にFPGAを用いる可能性があるとされており、FPGAの導入は暫定的なもので、将来的には各機能向けに専用チップを搭載する予定なのかもしれません。現段階では、FPGAがどのような機能を担うのかは不明で、既に活用されているのかも定かではありません。アップルは、9月に行われたiPhone 7の発表イベントではFPGAについて何も触れなかった。今後のファームウェアのアップデートで、FPGAの利用を開始するのかもしれない。

アップルが採用したFPGA「ICE5LP4K」のメーカーであるラティスセミコンダクターは、携帯電話など小型デバイス向けに製品の低電力化や小型化を追求している点が特徴とされています。これに対し、最大手2社のアルテラ(Altera)とザイリンクス(Xilinx)は、データセンター用のハイエンドFPGAを製造しています。FPGAは機械学習など大量のデータの処理に向いており、近年は特にデータセンター用途の需要が高まっています。

発売当初から人気が全く落ちないiPhone。今後はどのような機能が追加されるのか、アップルの動向に期待が高まります!

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